季節の果物
邪気を払う?ジャバラ!
こんにちは、本店の海野です。
去年くらいからでしょうか?どこの果物屋さんでも、この柑橘をプッシュしているようです。
「じゃばら」
名前の由来は、「邪気を払う」からきているそうです。
かつては和歌山県の北山村でしか栽培していなかったようですが、他の地域でも栽培しているようですね。
いずれにしても、かなり限られた地域でしかできないようです。
じゃばらが、一時期ブームになったのを御存じでしょうか?
理由は・・・「花粉症に効く」という噂からです。
その噂の基は、
アレルギー抑制効果が期待されるフラボノイド「ナリルチン」が大変豊富であることから!
(温州ミカンの191個分です)
ナリルチンには花粉症の鼻水やくしゃみの原因になるヒスタミンを抑える働きがあるので、
花粉症に効く・・・・というよりは予防にむいてます。
自然の由来のため、妊婦さんでもお子様でも副作用などの心配がないので安心ですね。
そんなじゃばらですが、香酸柑橘の一種ですので生食は大変難しいです。
果汁をしぼり、はちみつとお湯で割ってホットドリンクとして摂取したり
お鍋のポン酢の代わりにするとよいです
花粉症シーズンは品薄になるので、今のうちにかって保存しておきましょう!
1~2か月は保存がききます★
ひとつ90円です!
お試しください。
美味しいアボカドが恋しい
こんにちは、本店の海野です。
今日は比較的暖かいような気がします(暖かいとは言っていない)。
そういえば、冬のアボカドって美味しくないな・・・と思いませんか?
店でも冬はアボカドはあまり売れませんね~
アボカドは一年中スーパーで見かけますが、「旬」はいつかご存知ですか?
それは5月~6月です。
アボカドの初物は11月頃に収穫されますが、実は初物はアボカドの油分が少ないのです。
それが月が経つごとに徐々に含有量が増えてゆき、7月~8月にはもっとも油が多くなります。
ギトギトすぎず適当なクリーミーなアボカドを食べるなら春~初夏にかけての5月6月がオススメなのです。
(国産のアボカドは10月頃に収穫します。)
アボカドは脂肪分も多いし、太るのでは…?と誤解されがちなのですが
アボカドの脂肪分はコレステロールを減らす働きがある「オレイン酸」が主体ですので、太るというのは誤解です!
さらに、若返りのビタミンといわれる「ビタミンE」も豊富!しみ・そばかすの原因であるメラニン生成を抑制に働きかけてくれます。
ビタミンCと一緒に接種すると相乗効果でさらに美容に◎
そんなアボカドは、低温に弱いです。
特に気温が低くなる冬は、常温でいても5度以下になることもあるので低温障害にかかりやすくなります。
アボカドもバナナ同様、低温障害になると治りませんので食味が悪くなります。
冷蔵庫の上など、安定してあたたかい場所においてあげましょう。
最後に美味しいアボカドの見分け方を伝授します★
①まんまるとして形がよい
②果皮にツヤがある(たまにシワシワなものをみかけませんか?)
③ヘタと皮の境目に隙間がない
3番はとてもわかりやすいと思います。是非参考にしてみてください。
アボカドは追熟してたべるものですが、食べ頃サインとして、色味も大事ですが触感が最も大切です。弾力が命!
(ニギニギしすぎるのはやめましょう!傷みます)
はい終わります。
マグロとアボカドの丼たべたいです。
果物も風邪を引きます。
こんにちは、本店の海野です。
この頃はインフルエンザが大流行しているそうですね。
身近にかかっている人がいないので、あまり実感はわきませんが・・・
インフルエンザにかかりにくい人、毎年かからない人の特徴があるそうです。
①人ごみの中にいかない(満員電車や、イベント会場など)
②口呼吸をしていない(華呼吸で鼻毛がウイルスを防いでいるそうです)
③手洗い、うがいをしている
なんですって。私も過去にインフルエンザに罹ったことが無いです。親、兄弟でもかかっていないのでそういう体質なのかもしれません。
そうそう、いま果物の中でも風邪が大流行しているんです。
え?果物が風邪?と思う方もいらっしゃると思いますが。。。いるんですよ、果物でも風邪を引くヤツが!
クイズです。
風邪を引くのはこの中のどれでしょう?
①みかん
②パイナップル
③バナナ
④さんふじりんご
正解は
↓
③のバナナ!
みなさん、最近の皮が黒っぽい緑に変色していたり、なかなか黄色く熟さないな。。。と思いませんか?
それこそ、バナナが風邪を引いている症状です。
バナナは低温に弱いので、この寒さで常温で放置していても低温障害をおこし、変色や熟すのがとまってしまったりするのです。これを、風邪を引くと言います。
いちど低温障害にかかってしまうと元に戻せないので食味の悪いバナナになってしまいます。(食べても問題はないです)
バナナを購入したら、あたたかい環境においてあげるとよいでしょう。
バナナといえば、運動をする際にもってこいの果物です。
バナナには、果糖やブドウ糖、ショ糖、デンプンなどあらゆるエネルギー源になる栄養が含まれています。
消化の早い果糖・ブドウ糖で瞬発的なエネルギーを補い、時間が経つにつれて消化の遅いショ糖やでんぷんがエネルギーに変わり始めるため
持続的にカラダにエネルギーがめぐります。
スポーツにバナナが好まれるのはそのためです。
さらに、バナナは80キロカロリー程度で、ご飯やパンよりもヘルシー。
食物繊維も豊富で整腸作用も期待できるので、ダイエットにもオススメです。
バナナにも種類があって、日本人が好んで食べているのが「キャベンディッシュ」というバナナ。
おやつのイメージが強いですが、東南アジアの一部では加工して主食にしている地域もあります。
フィリピンやエクアドルで多く生産されています。ちなみに現地のフィリピンでは「ラカタン」という品種が主流です。
調理用に使われるのが「カルダバ」というバナナです。以前、カルダバを油でカラッと揚げて塩を振って食べたのですが、めちゃくちゃ美味しかったです!
他にも、「モラード」「バナップル」「セニョリータ」などがあります。
国産の「島バナナ」は、輸入ものと違いある程度熟させてから収穫するので、濃厚でもったりとした甘味がでるそうです。
まだまだパナマ病のこととか書きたいんですけど、読み飽きる頃かと思いますので・・・最後にひとつだけ。
ニホンザルはバナナを好んで食べない!
まだまだ寒いですが、バナナを食べて元気にすごしましょう~!